オンナの射精=『潮吹き」、その正体は?

女性の「潮吹き」。

ホンキなのか、はたまた演出なのかは知る由もありませんが、女性の射精に関する医学的な研究は、確かに行われているのです。

二O一O年に出た論文では、実に興味深い事実が述べられています。

なんとニOOO年以上前から、この現象が報告されていたというのです。

四世紀に中国で書かれた道教の古典に記載があるほか、同じ頃インドで著されたカーマ・スートラの中にも、詳細に記されているのだそう。

西洋ではもっと古く、紀元前三世紀にかのアリストテレスが報告しているのです。

古代ギリシャ最高の知性ともうたわれた哲学者が、「潮吹き」について語っていたとは、面白いですね。

一六世紀になると、初めて科学的な検討も行われ、尿道のそばにある女性の前立腺から射出された液であると分析されました。

女性にも前立腺がある?初耳でしたが、調べてみるとそれについて述べた論文が数多く存在しているととが分かりました。

いったいそれは、どとにあるのか?

O九年のある論文では、ちゃんと画像診断されていました。

前部型、後部型、ダンベル型などのタイプがあるのですが、やはり原道の周囲に存在するようです。

ただし、MRl等の画像で私自身も確認したととはありません。

非常に不思議な現象であると思います。

射出された液体について調べた研究もあります。

間違えられやすいおしっこと比べると、明らかに成分が違ったそう。

ただし、すべての女性が潮を吹くわけではなく、一三年の最新の調査報告では、性交中の女性の「射精頻度」は10~54%、他方、失禁の頻度は0・二~六六%となっています。

「潮吹き」には失禁も混じっている可能性が高い、ということです。

潮吹きは明らかにおしっこと思われるものもありますしね。

いずれにせよ、これらの論文のすべてには「いまだ論議中である」という但し書きが付けられています。

紀元前から注目されてきたとの現象、完全に解明されるまでにはまだ少し時間がかかりそうです。

黄砂がオトコに影響する

毎年春になると、中国大陸から飛来する黄砂。

西日本や日本海側を中心に、ほぼ全国に影響を及ぼします。

関東に住んでいる人は知らないかもしれませんが、町中が全体に黄色くかすんでしまうほど黄砂が飛来することもあります。

近年、PM2・5という自動車の排ガスや工場のばい煙などから発生する微小粒子状物質がくっつくことで、さらに有害性が高まると盛んに警告されています。

黄砂にはこれ以外にも、数多くの有機化学物質や微生物が付着していて、心血管疾患や肺炎などの呼吸器疾患のリスクを高めるといわれています。

実は、この黄砂は、雄の生殖機能にとっても厄介な存在であることが明らかにされています。

大分県立看護科学大学の吉田成一先生の研究で、黄砂をマウスに吸引させる実験を行ったところ、精巣が委縮し、精子をつくる機能が低下しました。

付着していた微生物をマウスの気管内に投与しても、やはり精子の数や運動が低下したとのこと。

ホルモンにも悪影響を与えるととも分かりました

さらに、すでに妊娠している雌のマウスに黄砂を投与すると、生まれる赤ちゃんの数が減ってしまったという驚くべき結果が出ました。

また、生まれてきた雄の精巣重量は、通常のマウスより小さく、造精機践が低下していることも分かったのです。

最近、男性機能は生まれてからだけでなく、母親のお腹の中にいる時から様々な要因の影響を受ける、と指摘されていますが、その一つの証明と言えるかもしれません。

それにしても、あの黄砂が男性機能、生殖能力にまで悪影響を及ぼしていたとは。

妊婦の方などは特に、シーズンには気象庁のホームページなどで公開されている「黄砂情報」に注意し、マスクをするとか、不要不急の外出は控えるだとかの対策をとるようにしたいものです。