食事・睡眠・セックスが太古の昔からの健康法

セックスが健康に好影響を与えるという研究報告は、世界各地で相次いでなされています。

英国・ブリストル大学では、10年にわたって、男性の「オルガズム」と「死亡率」との関係を調査したところ「月に一回もイカない男は、週に二回以上イク男より二倍も死亡率が高かったといいます。

また「週に三回以上オルガズムがある男性は、セックスの回数が少ないかゼロの男性よりも、心臓発作や脳卒中になるリスクが半分以下」だとも報告されています。

アメリカでも「週1~2回のセックスが、免疫グロブリンのレベルを最も上げて、風邪に対する抵抗力が強くなる」という発表がなされています。

また、快感を得たときに大脳から出る伝達物質オピオイドには鎮痛作用があり、南イリノイ大学医学部のカウチ博士は「セックスで頭痛が軽減する人が半数近くいる」と報告しています。

食欲・性欲・睡眠欲は人間の三大欲望と言われています。

なぜ、この三つを人間が欲するかというと、それはこの三つがイコール生きることだからです。

健康長寿の三大要素が食事とセックスと睡眠なのです。

このうちのどれか一つでも不足すれば、健康が損なわれるのです。

食べること、眠ることについては、皆さんは普段から気をつけていると思います。

健康によい食べ物、よく眠る方法についての健康情報もたくさん出まわっています。

ところが、セックスについては、公に口にするのはなんとなく恥ずかしいとか後ろめたいという気持ちが、特に日本人には強いようです。

しかし、それは人間にとってきわめて自然で大切なことなのです。

高齢者だからといって、恥じたり、遠慮したりすることはありません。

大いに楽しむべきなのです。

それがあなたの健康寿命を延ばしてくれるのです。

セックスレスは寿命を縮める

日本でも、治療の一環としてセックスを患者さんに勧めるお医者さんもいます。

あるクリニックの医師は「定期的なセックスは、免疫力を上げて病気の予防効果や治療的な効果を生み出し、それが長生きにつながります。快感を得るときに分泌されるドーパミンやセロトニンなどの物質が、がん予防に効果的であることが研究で明らかになっています」と語っています。

また、男性の精液には卵巣ガンの発生を防ぐ効果もあるという報告もあります。

韓国の研究所は「精液にがん細胞を殺す働きがある」と発表しています。

研究者らによると「精液の中の物質が卵巣がん細胞の自殺を引き起こす働きをする」のだそうです。

このように、セックスすることは健康長寿に大きなプラス作用があるにもかかわらず、最近の毎日新聞の調査によると、既婚男性の28%、既婚女性の34%がセックスレスなのだそうです。

この傾向が続き、セックスレスが増えてくると、ひょっとする将来の日本人の平均寿命が短くなるかもしれません。